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リズム講座vol.01 ”リズムは自分で出さない”

リズム講座vol.01
こんにちは。
リズムを身近に感じてもらうためのリズム講座を情報を発信したいと思います。
ご質問もお気軽に!

まずは”速いテンポも遅いテンポも実は同じ”というお話です。
ではレコードイメージしてください。レコードは速い曲も遅い曲も回転速度は同じです。一定の速さで回転する溝の中にある情報の数で決まります。テンポというと速い遅いと表現しますが実際はそう聴こえているだけで時間は変化していません。レコード盤と情報の関係を時間と音の関係に置き換えてみましょう。すると速い曲も遅い曲も時間は早くも遅くもなっていないことがイメージできませんか?

実はリズムは出しているのではなく音を時間の流れの上に並べているだけなのです。聞いている人は複数の音からリズムだと感じているだけなのです。だから1つではリズムには感じにくく2つでもなく3つ目くらいから音と音の関係を分析できるようになるのです。時間と音の関係をオルゴールや回転ずし、エスカレーターでイメージしてもわかりやすかもしれません。流れてくる寿司の数が少ない時と多い時、エスカレーターに乗っている人が多い時や少ない時。いずれも回転や流れの速度は変えずにイメージしてもらえるとわかりやすいと思います。

でも実際にたくさん音を出す時に手の動きを速くしなければと思われるかもしれませんがテンポやリズムと音を出すための行為は切り離して考えてください。つまり音は出しているがリズムは出していないのです。

この考えのいいところは才能とかリズム感といったデリケートな問題とは別に物理空間で起きている現象だけを言っているところです。だから日本人でもアフリカ人でも関係無く空気中で音が移動しているだけだということが分かってもらえれば嬉しいです。

そこで私の提案は”リズムは自分で出さない”です。

いかがですか、ちょっと身近に感じてきたでしょう?
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
まずはテンポについてでした。

次回は”ミュージシャンは電気屋さん”です。

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comments

ありがとうございます。
勉強になります。
次回の”ミュージシャンは電気屋さん”楽しみに待ってますね。

  • 山辺 高史
  • 2016/06/13 5:49 PM
   

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